こんにちは、阿久梨絵です!
Google Sheetsでは複数人が同時に編集できるため、「誰かが間違えて消してしまった」「意図せず上書きされた」といったトラブルも起こりがちです。そんなときに役立つ機能を紹介します。
1. 変更履歴で過去の状態に戻す(全体復元)
操作手順
1. メニューから「ファイル」 → 「変更履歴」 → 「変更履歴を表示」
2. 編集履歴が時系列で表示される
3. 誰が・いつ・何を変更したかが確認できる
4. 「この版を復元」で、過去の状態に戻す
ポイント
・編集者の名前付きで履歴が残る(Googleアカウント名)
・誤操作があった時点を特定して、そこまで巻き戻せる
・元に戻すだけでなく「名前を付けて保存」も可能(分岐管理)
2. セル単位で編集履歴を確認(ピンポイント復元)
操作手順
1. 問題のあるセルを右クリック
2. 「編集履歴を表示」を選択
3. 過去の値と編集者が表示される
4. 必要に応じて元の値を手動で復元
ポイント
・誰がそのセルを変更したかが明確にわかる
・チーム内での確認やフィードバックにも使える
・全体を戻す必要がないので、部分的な修正に最適
3. コメント機能で変更意図を共有する
活用方法
・重要なセルにコメントを残しておく
・変更時に「この値を更新しました」などのメモを残す
・誤操作があった場合も、履歴+会話で原因を特定しやすい
チーム運用のおすすめ設定
設定 | 内容 |
---|---|
編集権限の制限 | 「表示のみ」「コメントのみ」「編集可」で役割分担 |
シート保護 | 特定の範囲を編集不可にする(設定 → シート保護) |
定期バックアップ | 定期的に「名前付きバージョン」を保存しておくと安心 |
まとめ
Google Sheetsは共同編集に強い反面、誤操作のリスクもあるため、復元手段を知っておくことが重要です。
・Ctrl + Z や変更履歴で全体復元
・セル履歴でピンポイント修正
・コメントや権限設定で予防と対話を強化
チームで安心して使うためにも、これらの機能をうまく活用して「ミスしても怖くない」環境を整えましょう!
阿久梨絵でした!