こんにちは、阿久梨絵です!
Slack を使い始めた頃はワクワクだったのに、
いつの間にか
「通知が鳴りすぎて仕事に集中できない…」
「大事なメッセージが流れて見逃す…」
そんな“通知ストレス”を感じていませんか?
今回は、Slackの運用を見直すことで「静かだけど見逃さないチーム設計」を目指す方法をご紹介します!
なぜSlackが“うるさい”状態になるのか?
Slackは柔軟であるがゆえに、使い方を決めないと「誰でも何でも流せる情報洪水」になります。
よくある通知地獄の原因は…
・すべてのチャンネルが「未読バッジの嵐」
・@channel や @here での“全体爆撃”
・「とりあえず流す」情報が無秩序に流入
・個人宛DMやメンションの確認もしきれない
つまり、通知を最適化するには「情報の種類に合わせたチャンネル設計」が不可欠なんです。
静かなSlackをつくる“チャンネル設計”の原則
原則①:「用途ごとにチャンネルを分ける」ルールを明確に
チャンネル名 | 投稿する情報例 |
---|---|
#info-全社連絡 | 全体向けの重要なお知らせのみ(@everyone 可) |
#daily-進捗 | 日報や進捗の流し込み(通知不要) |
#qa-技術質問 | 質問と回答専用、スレッドで整理 |
#topic-案件A | プロジェクト固有の議論と共有用 |
「この情報はどこに?」を明文化すると、流し先が明確に。
原則②:「通知あり」と「通知なし」のチャンネルを分ける
Slackには「チャンネルごとの通知設定」があります。
・#重要連絡系:通知オン、未読バッジあり
・#進捗報告系:通知オフ、自分から見るスタイル
ポイント:「すべて通知オフ」は逆に見逃すので、“静かだけど必要なものは届く”設計に。
原則③:メンションルールを全員で共通化
Slackには…
・@channel(今オンラインのメンバー全員)
・@here(チャンネルの全メンバー)
・@someone(AIによる予測)
・@氏名(個別)
チームで「@channelは週1だけ/定例リマインドだけOK」など明示的なメンション運用ルールを設定すると、過剰通知を防げます。
原則④:スレッド運用で“通知の範囲”を限定する
・同じ話題は「スレッドで返す」運用をチームで統一
・本文とは切り離すことで、“読まなくてよい人への通知”を削減できる
・1投稿=1トピックが原則
応用テク:スレッド内でも「気づいてほしい人だけ@メンション」が鉄則!
裏技Tips|通知整理の小さなコツたち
・チャンネルを「スター付き」と「ミュート」に分類して並べ替える
・通知が多いチャンネルは「未読メッセージを隠す」に設定
・自分へのメンションだけ集中チェックするなら /mentions コマンドが便利
まとめ
Slack の通知は、“やり取りの量”ではなく“運用の設計”で快適さが決まります。
うるさくない。
でも、大事なことは見逃さない。
そんなバランスを目指して、
今日から「情報の通り道」をデザインしてみませんか?
阿久梨絵でした!