こんにちは、阿久梨絵です!
明日、7月17日は「 絵文字 の日」なんだそうです。
それを知って、ふと 絵文字 を眺めていたら――気になるものを見つけました。
それが、カレンダーの 絵文字 。
「日めくり」と「月めくり」、2種類あるけど……よく見ると、どっちも「31」って書いてあるんです。
「日めくり」と「月めくり」の違いがあるはずなのに、なぜ同じ数字?
しかも、月めくりカレンダーに“31”って、ちょっと不自然じゃない?
今回はそんな絵文字に潜む小さな違和感を、Windows版の表示をもとに掘り下げてみました。

日めくりカレンダー:31は“最大日数”の象徴?
日めくりカレンダーは、1日ずつ紙をめくるタイプ。
「31」という数字は、月の最大日数を表していると考えれば納得できます。
・1月・3月・5月・7月・8月・10月・12月は31日まである
・「最大値=31」として、絵文字の象徴として使われている
「日めくり」は「日付をめくるカレンダー」のイメージで、
“日数の多さ”を象徴する数字としての31は自然な選択です。
月めくりカレンダー:それでも“31”は不自然?
月めくりカレンダーは、1ヶ月単位で予定を管理するタイプ。
本来なら「月名」や「曜日」が表示されることが多いはずですが、
Windows版の絵文字では、こちらも「31」と表示されています。
・月めくりなのに、日付が固定で「31」
・2月や30日までの月には合わない
・実用性というより、見た目の統一感を優先した仕様
なぜどちらも「31」なのか?
これはUnicode絵文字の仕様によるものです。
絵文字は、見た目の統一性や最大値の象徴として「31」が選ばれているケースが多く、実際のカレンダーとしての正確さよりも、“カレンダーらしさ”を伝える記号として使われています。
まとめ
Windows環境では、「日めくり」と「月めくり」も「31」と表示されるため、
日めくりと月めくりの違いはほぼ見た目だけ。
使い分ける必要はあまりなく、どちらも「カレンダーっぽい」 絵文字 として気軽に使えます。
阿久梨絵でした!
補足:iPhoneではどう見える?
iPhone(iOS)では、「日めくり」は「July 17」と表示されることがあります。
これは「World Emoji Day(絵文字の日)」にちなんだ仕様です。
「月めくり」も環境によっては月名や曜日が表示されることがあり、OSによって絵文字の見た目は異なるのです。

補足:Webではどう見える?
絵文字の見た目は、使っている端末やブラウザによって異なります。
今回の記事では、Windows環境での表示をもとにご紹介しましたが、Web上では少し違った見え方になります。
・日めくりカレンダー:Webでも📆と表示されることが多く、赤いヘッダー付きのカレンダー型
・月めくりカレンダー:Webでは「1」もしくは、🗓と表示されることがあり、リング式のノート型デザイン
つまり、月めくりなのに「1」ってどういうこと?と、逆に違和感を覚える人もいるかもしれません。
このように、絵文字は“どこで見るか”によって数字もデザインも変わるため、
「意味」よりも「雰囲気」や「用途」で使い分けるのがポイントです。
絵文字は、正確な情報よりも“雰囲気”や“ニュアンス”を伝えるツール。
だからこそ、ちょっとした違和感も面白い視点になります。
次に「日めくり」と「月めくり」を使うときは、「どんな環境で見えるか」も意識してみると、ちょっとだけ絵文字の世界が深く見えてくるかもしれません。
