こんにちは、阿久梨絵です!
「修正された文書が戻ってきたけど、どこが変わったの?」
「旧版と最新版、どこが違うのか確認したい…」
そんなときに便利なのが、 Word の「比較機能」です。
この記事では、2つの文書の差分を自動検出して表示する方法と、活用シーン・注意点・応用テクニックまでをわかりやすく解説します!
比較機能の使い方(Word365)
1. Wordを開き、「校閲」タブ → 「比較」 → 「比較」をクリック
2. 「文書の比較」ダイアログで、
元の文書(旧版)と変更された文書(最新版)をそれぞれ選択
3. 「OK」をクリックすると、差分が反映された新規文書が表示されます!
挿入された文字は「赤字+下線」、削除された文字は「赤字+取り消し線」で表示されるので、どこがどう変わったかが一目瞭然です。
活用シーンとメリット
| シーン | 効果 |
|---|---|
| 契約書・提案書のレビュー | 修正箇所を自動検出して確認作業を効率化 |
| チーム編集の履歴管理 | 誰がどこを変更したかを明確に記録できる |
| バージョン管理 | 編集履歴がない文書でも差分を抽出可能 |
| 校正・フィードバック | 赤入れ不要!視覚的に変更点を把握できる |
応用テクニック
・表示方法のカスタマイズ
→ 吹き出し表示/本文表示を切り替えて見やすく調整
・ノイズ除去設定
→ 書式変更やスペースの違いを無視して、本質的な差分だけを表示
・部分比較
→ 表や特定セクションだけを切り出して比較すると、表示崩れを防げる
注意点
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| コメントの差分は検出されない | コメント内の修正依頼は見落としやすいので注意 |
| PDFとの比較は不可 | PDFはWordに変換してから比較する必要あり |
| 修正履歴との違いに注意 | 比較は“別ファイル同士”、履歴は“同一ファイル内”の変更記録 |
まとめ
Wordの比較機能は、“どこが変わった?”を一瞬で見える化できる強力なツール。
契約書・提案書・マニュアルなど、修正の精度が求められる文書では特に重宝します。
「目視で確認するのがつらい…」という方こそ、ぜひこの機能を活用してみてください!
阿久梨絵でした!
