こんにちは、阿久梨絵です!
Excelでデータ分析をする時、「 ピボットテーブル 」と「関数による集計」──どちらを使うか迷ったこと、ありませんか?
それぞれに得意なこと・苦手なことがあり、場面によって使い分けるのがベスト。
今回は両者の違いと活用法を、比較形式でわかりやすく紹介します!
そもそも何が違うの?──定義から整理!
項目 | ピボットテーブル | 関数集計(SUMIF・COUNTIFなど) |
---|---|---|
特徴 | ドラッグ操作で集計・分類 | 数式ベースで柔軟に処理可能 |
更新 | データ変更後に手動or自動更新 | 自動的に再計算される |
表現力 | 多軸のクロス集計に強い | 条件ごとの累計・カウントに強い |
カスタマイズ | フィールドごとにドラッグ | 複雑な条件設定が可能(ただし手入力) |
学習コスト | やや高め(初見は戸惑いやすい) | 基本的なIF関数に近く習得しやすい |
処理の安定性 | 大量データでも安定 | セル数が多くなるとやや重くなりがち |
どっちを使えばいい?──用途別おすすめ
1. 売上・在庫・業務報告など、部門ごとの集計がしたい
→ ピボットテーブルがおすすめ
例:商品別×月別の売上一覧を一瞬で表示。フィルター操作も簡単。
2. 条件に応じた合計・件数を出したい
→ SUMIF / COUNTIF が便利
例:「女性顧客の売上合計」「○○エリアの訪問回数」など、絞り込み集計に最適。
3. 集計結果をさらに加工・再利用したい
→ 関数で作っておくと柔軟に組み合わせ可能
例:IF関数と組み合わせて条件判定付きのレポートに。
4. 担当者別レポートを、定期的に更新したい
→ ピボット+スライサーで効率化
ユーザーごとにビューを切り替えられて便利!
実例:「営業成績レポート」を作るなら?
・サマリー一覧 → ピボットテーブルで効率的に
・個別分析 → COUNTIFやIFで細かく掘り下げ
・日報連携 → 関数ベースの構成で自由度アップ
→ 両方を組み合わせると最強です!
まとめ
ピボットテーブル は構造化された集計に強い
関数集計は柔軟かつ加工しやすい
どちらもExcelの魅力を引き出せるツールです!
まずは「やりたいこと」に合わせて選んでみてください。
阿久梨絵でした!