こんにちは、阿久梨絵です!
2025年に入り、Microsoft 365に標準搭載された Copilot 。
WordやExcel、PowerPointなどでAIがサポートしてくれる便利な機能ですが──
「 Copilot が反応しない…」
「使えなくなった?」
そんな声が増えています。
実はその原因、“AIクレジット制限”かもしれません。
今回は、Copilotの使用回数制限とその対策をわかりやすく整理しました。
AIクレジットとは?
Microsoft 365では、CopilotなどのAI機能を使うたびに「AIクレジット」が消費されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クレジットの定義 | AIによる生成・編集・要約などの操作1回につき1クレジット消費 |
| 対象アプリ | Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Designerなど |
| リセットタイミング | 毎月1日に自動リセット(未使用分の繰り越し不可) |
たとえば「Wordで文章のトーンを変える」「Excelで数式を生成する」なども1回としてカウントされます。
使用上限とプラン別の違い
| プラン | 月間クレジット数 | 備考 |
|---|---|---|
| Microsoft 365 Personal / Family | 60回 | 契約者本人のみが利用可能(Family共有不可) |
| 無料ユーザー(Designerなど) | 15回 | 一部機能のみ利用可能 |
| Copilot Pro | 制限なし | 月額3,200円で無制限利用が可能 |
「60回って少ない?」と思うかもしれませんが、通常の文書作成やメール要約程度なら十分という声もあります。
クレジット不足時の対策
1. 使用状況を確認する
・Microsoftアカウントの[サブスクリプション管理ページ]で残数をチェック
2. Copilot Proにアップグレード
・月額3,200円でクレジット制限なし
・画像生成や高度なAI操作も可能に
3. クレジット節約術
・同じ操作を繰り返さない(再生成より編集)
・WordやExcelで「まとめて指示」することで効率化
・DesignerやOneNoteなど、軽めのAI操作は無料枠で分散
よくある誤解と注意点
| 誤解 | 実際は… |
|---|---|
| 「Familyプランなら家族全員で60回使える」 | ❌ 利用できるのは契約者本人のみ |
| 「使わなかった分は翌月に繰り越せる」 | ❌ 毎月リセットされ、繰り越し不可 |
| 「Copilotが反応しないのはバグ」 | 🔍 クレジット不足やネット接続が原因のことも |
まとめ
Copilot は、Microsoft 365に標準搭載された便利なAIアシスタント。
でも、AIクレジット制限があることを知らないと「使えない…」と感じてしまうことも。
「使えない」のではなく「使い切った」だけかも。
まずは残数を確認して、必要ならProプランへの切り替えを検討しましょう!
阿久梨絵でした!
