こんにちは、阿久梨絵です!
圧縮ファイルといえば「 zip 」が王道。でも、最近増えてきた「7z」って何者?
どちらも“容量を減らして複数ファイルをまとめる”ための形式ですが、実は特性が大きく違うんです。
この記事では、「何がどう違うのか」「どちらを使えばいいのか」をシンプルに解説します!
まずは基本:zipと7zってどんな形式?
比較項目 | zip | 7z |
---|---|---|
開発元 | PKWARE(1989年〜) | Igor Pavlov(7-Zip開発者) |
標準対応OS | Windows/macOS共に対応 | 要専用ソフト(例:7-Zip) |
圧縮率 | 標準的 | 高い(特に大容量ファイルに強い) |
拡張機能 | パスワード保護・分割など一部対応 | 高度な暗号化、分割・自己解凍など多機能 |
対応ソフト | Windows標準、macOS標準など | 7-Zip、Bandizipなど対応ソフトが必要 |
実際に使うとどう違う?
zip:互換性重視・「とりあえず渡す用」に最適
・Windowsもmacも標準対応
・メール添付や社内共有に向いている
・ 圧縮率はやや低め
7z:効率重視・「大容量や長期保存」におすすめ
・ 圧縮率が高く、数GB単位のファイルでもグッと小さくなる
・ AES-256bit暗号化など、安全性も高い
・ 開くには7-Zipなどの専用ソフトが必要
セキュリティ面の違いも注目
・7zは暗号化性能が高く、ファイル名すら暗号化可能です。
業務での機密データ管理や、パスワード付きで渡したい場面に強いのが特長。
・zipにも暗号化機能はありますが、互換性を保つために簡易的な方式が使われることが多いです。
どっちを使うべき?
使うシーン | おすすめ形式 |
---|---|
社内のファイル提出 | zip(誰でも開ける) |
大容量の写真・動画 | 7z(容量が大きく減る) |
機密ファイルの保管 | 7z(強力な暗号化) |
Mac相手に送る | zip(macOS標準対応) |
まとめ
zip と7z、どちらも使い方次第で力を発揮してくれます。
ポイントは「誰に渡すか、どれくらい圧縮したいか、セキュリティは必要か?」という観点で選ぶこと。
どちらの形式も使いこなせると、日々のファイル管理がグッとスマートになります!
阿久梨絵でした!