こんにちは、阿久梨絵です!
「 EXCEL が突然クラッシュした…」
「ファイルを開いた瞬間に落ちる」
そんなトラブル、2025年に入ってから特に増えていませんか?
実は、EXCELのクラッシュには複数の原因と対策パターンが存在します。
今回は、よくある原因とその対処法をわかりやすく整理してみました。
よくあるクラッシュの原因
原因 | 内容 |
---|---|
アドインの不具合 | COMアドインや外部連携ツールがEXCELの動作を妨げる |
大量データ・複雑な関数 | 数十万行のデータやVLOOKUP・ARRAYFORMULAなどが負荷に |
マクロの暴走 | 古いVBAコードや無限ループが原因で強制終了することも |
ファイル破損 | 保存中のエラーや外部ツールとの連携で.xlsxが壊れる |
Windowsアップデートとの相性 | 特にWindows 11 24H2以降でEXCELが不安定になる報告あり |
セキュリティソフトとの干渉 | ウイルス対策ソフトがEXCELの動作をブロックすることも |
今すぐできる対処法
1. セーフモードで起動してみる
・Ctrlを押しながらEXCELを起動 → セーフモードで立ち上げ
・アドインやマクロが無効化され、原因の切り分けに有効
2. アドインを無効化する
・[ファイル] → [オプション] → [アドイン] → COMアドインを無効化
・不要なアドインを外すことでクラッシュが改善されることも
3. Officeの修復を実行
・Windowsの「インストール済みアプリ」からOfficeを選択 → [変更] → 修復
4. EXCELやWindowsを最新状態に更新
・EXCELの[アカウント] → [更新オプション] → [今すぐ更新]
・Windows Updateも確認し、互換性の問題を回避
5. ファイルの修復ツールを使う
・`.xlsx`が破損している場合は、専用の修復ツールで復元可能
2025年特有の注意点
現象 | 対応策 |
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Windows 11 24H2でクラッシュ | Microsoft Copilotとの相性問題が報告されており、アンインストールで改善 |
Office 2016の更新不具合 | KB5002700によるクラッシュ → KB5002623で修正済み |
IME(日本語入力)との干渉 | 新しいIMEがEXCELの動作に影響するケースあり |
まとめ
EXCELは業務の中心だからこそ、クラッシュは致命的なストレスになります。
でも、原因を知って対策すれば、安定した環境を取り戻すことは可能です。
「EXCELが落ちる…」と思ったら、
アドイン・マクロ・更新・ファイル破損をチェックしてみましょう。
阿久梨絵でした!