こんにちは、阿久梨絵です。
本を買うとき、こんなふうに迷ったことはありませんか?
「紙の本にするか、 電子書籍 にするか…」
「技術書は紙の方がいい? 小説は電子でいい?」
実はこの選択、ジャンルによって“向き・不向き”があるんです。
今回は、紙の本と 電子書籍 のメリット・デメリットを整理しながら、ジャンル別のおすすめ選び方を解説します。
まずは全体比較:紙の本 vs 電子書籍
| 項目 | 紙の本 | 電子書籍 |
|---|---|---|
| 所有感 | ◎ 手元に残る | △ データのみ |
| 読みやすさ | ◎ 目に優しい | △ 目が疲れやすい(端末による) |
| 書き込み | △ 消せない/汚れる | ◎ メモ・マーカー自由/消せる |
| 持ち運び | △ 重い・かさばる | ◎ 端末1つで何冊も |
| 保管性 | △ スペースが必要 | ◎ クラウド保存で省スペース |
| 売却・貸出 | ◎ 可能 | × 不可(DRM制限) |
| 価格 | △ 定価が多い | ◎ セール・クーポン豊富 |
| 読書体験 | ◎ 紙の質感・集中しやすい | △ 通知や操作で集中が途切れやすい |
技術書:紙の本がおすすめ(ただし用途次第)
◎ 紙の本が向いている理由
・図表・コード・レイアウトが見やすい
・パラパラめくって参照しやすい
・複数冊を並べて比較できる
△ 電子書籍の注意点
・レイアウト崩れや図の縮小で読みにくいことがある
・技術書はDRM制限でコピー不可な場合も多い
ただし、検索性やマーカー機能を活かしたい人には電子版も便利。
→ 「紙+電子のハイブリッド」が最強かもしれません。
資格試験本:電子書籍が意外と便利
◎ 電子書籍が向いている理由
・通勤・スキマ時間にスマホで勉強できる
・マーカー・メモ・しおり機能が豊富
・過去問や模試を繰り返し解くのに最適
△ 紙の本のメリット
・書き込みや赤シート学習に慣れている人には紙が安心
・試験直前に一気に見直すときは紙の方が早いことも
→ 「インプットは電子、アウトプットは紙」という使い分けもおすすめです。
小説・エッセイ:好みで選んでOK(ただし集中力に差)
◎ 紙の本の魅力
・感情移入しやすい/記憶に残りやすい(早稲田大学の研究でも実証)
・SNS通知やバッテリー切れに邪魔されない
・“読んでる感”がある
◎ 電子書籍の魅力
・寝転がって読める/片手で読める
・シリーズものを一気読みしやすい
・セールや読み放題でコスパ◎
→ 「感情に浸りたいなら紙」「気軽に読みたいなら電子」が目安です。
まとめ
| ジャンル | 紙の本が向く人 | 電子書籍が向く人 |
|---|---|---|
| 技術書 | 図表を見ながら学びたい/書き込みたい | 検索・マーカーを活用したい/持ち歩きたい |
| 資格本 | 赤シートや書き込みで覚えたい | スキマ時間にスマホで勉強したい |
| 小説 | 集中して感情移入したい | 気軽にたくさん読みたい/寝転がって読みたい |
次に本を買うとき、
「このジャンルなら 電子書籍 でいいかも」「これは紙でじっくり読みたいな」と、
“読む目的”から選んでみると、読書体験がもっと豊かになるかもしれません。
阿久梨絵でした!
