こんにちは、阿久梨絵です!
iOSアプリを法人として Apple に公開したいとき、最初に立ちはだかるのが「DUNSナンバーって何?」という壁。
個人開発なら不要ですが、企業としてApple Developer Programに登録する場合は必須なんです。
今回は、DUNSナンバーの意味や取得方法、Appleでの使い方まで、初心者にも分かりやすく解説します!
DUNSナンバーとは?
正式名称:D-U-N-S® Number(ダンズナンバー)
発行元:Dun & Bradstreet(D&B)社
桁数:9桁の企業識別コード
DUNSナンバーは、世界中の企業を一意に識別するための番号で、企業の“マイナンバー”のようなもの。
日本では「東京商工リサーチ」が管理しており、法人登記されている企業なら無料で取得できます。
Appleでの役割
Apple Developer Programに法人として登録する際の企業確認に使われます。
・AppleはDUNSナンバーを使って、企業の実在性や法人格を確認
・登記簿謄本などの書類と照合されることもある
・屋号や支店名では登録できず、正式な法人名が必要
・個人開発者は不要
・法人・教育機関は必須
・政府機関は任意
取得方法(日本の場合)
1. [AppleのDUNS検索ページ]で自社がすでに登録されているか確認
2. 見つからなければ、Apple経由で申請(無料)
3. 東京商工リサーチから連絡が来るので、登記簿などを提出
4. 数日〜2週間でDUNSナンバーが発行される
※急ぎの場合は東京商工リサーチに直接有料申請も可能です
よくある疑問
疑問 | 回答 |
---|---|
個人事業主でも取得できる? | 可能ですが、Appleでは「法人格」が必要 |
DUNSナンバーは公開される? | 一部は検索可能ですが、詳細は非公開 |
取得に費用はかかる? | Apple経由なら無料。商工リサーチ経由は有料プランあり |
まとめ
DUNSナンバーは、 Apple で法人としてアプリを公開するための企業の証明書のような存在。
取得は少し手間ですが、これがあることでAppleとの契約がスムーズに進みます。
「法人として信頼される開発者になる」ための第一歩として、ぜひ取得しておきましょう!
阿久梨絵でした!