こんにちは、阿久梨絵です!
IT系国家資格「 基本情報技術者試験 」の午後問題に出てくる“表計算”という選択科目、名前は聞いたことあるけど…
「Excelと同じじゃないの?」
「プログラミング言語って書いてあるけど、関数だけでしょ?」
そんな疑問を持つ方に向けて、表計算の正体と対策ポイントをわかりやすく解説します!
表計算=“Excel風”のプログラミング問題
基本情報技術者試験の午後問題では、以下のようなソフトウェア開発系の選択問題から1つを選びます。
・C言語
・Java
・Python
・アセンブラ
・表計算 ←これ!
この「表計算」は、Excelに似た架空の表計算ソフトを使って、関数やマクロ(簡易プログラム)を読み解く問題です。
Excelとどう違うの?
| 項目 | Excel | 試験の表計算 |
|---|---|---|
| 使用ソフト | 実在のExcel | 架空の表計算ソフト |
| 関数表記 | SUM, IF など英語 | 合計, 条件付合計 など日本語 |
| 式の書き方 | =SUM(A1:A10) | 合計(A1:A10)(※=不要) |
| マクロ | VBAなど | 疑似言語で記述された簡易プログラム |
Excel経験者でも「関数名が違う」「=がいらない」などで混乱しやすいので注意!
どんな力が問われるの?
・関数の意味と使い方を理解する力
・セル参照(相対・絶対)の仕組み
・マクロ(簡易プログラム)の読解力
・表の構造を読み解く力
特に後半のマクロ問題では、擬似言語で書かれた処理の流れを追う力が求められます。
対策のポイント
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| 関数の暗記 | 合計, 条件付合計, IF, 照合一致 など頻出関数を覚える |
| 相対・絶対参照の理解 | $A$1 や 相対(A1,1,2) の意味を押さえる |
| マクロの読み方 | 繰返し, 条件分岐, 相対参照 の構文に慣れる |
| 過去問演習 | 時間配分と出題パターンに慣れる |
表計算は“やさしいけど落とし穴も多い”
・プログラミング未経験者でも取り組みやすい
・でも、関数の意味を取り違えると一気に崩れる
・マクロの読解でつまずく人も多い
「簡単そうだから」と油断せず、演習で慣れることが合格のカギです!
まとめ
表計算は、プログラミング初心者でも挑戦しやすい選択肢。
でも、Excelとは似て非なる試験仕様なので、しっかり対策が必要です。
「関数を使って何をしているのか?」
「マクロはどんな処理をしているのか?」
この2点を意識して学習すれば、得点源にもなりますよ!
阿久梨絵でした!
