こんにちは、阿久梨絵です!
ChatGPT や Microsoft Copilot の登場により、
「AIで仕事を楽にする」という言葉が、いまや現実の選択肢になっています。
でも、実際の業務でどこまで頼れるの?
どう使えば、“時短”だけでなく“品質向上”につながるの?
この記事では、実務レベルでの具体的な活用シーンと使い方のコツを、
私自身の体験やクライアントからのヒアリングをもとに紹介します。
ChatGPT・Copilotって何が違うの?
ツール名 | 特徴 | 想定利用者 | 連携範囲 |
---|---|---|---|
ChatGPT | 会話型AI。指示文に応じて文章生成・要約・アイデア出しなどに対応 | ライター、マーケター、教育現場など幅広い層 | 基本はWebブラウザ単体(※Proならプラグイン等対応) |
Microsoft Copilot | Word/Excel/PowerPoint/Outlookなどに統合された支援AI | 主にMicrosoft 365ユーザー・ビジネスパーソン | オフィスアプリ内で文脈に即した支援が可能 |
実務での活用シーン5選
① 会議メモ・議事録の自動化(Copilot)
「何を誰が言ったか」「結論は?」の要約はAIに任せる!
・Microsoft Teamsでの会議後にCopilotが要点を整理
・決定事項・懸念点・ToDoの抽出も可能
・Outlookとの連携で、議事録をそのまま送信可能
ポイント:人間は“補足”や“評価”に注力
② 提案書・企画書のたたき台作成(Word + Copilot / ChatGPT)
・目的・ターゲット・構成を伝えるだけで“下書き”が生成される
・ChatGPTでは「カジュアルに」「専門用語多めで」など口調のコントロールも可能
・PowerPointに変換してスライド草案を作ることも
ポイント:“0→1”の苦しさを省ける。思考は“編集”に集中できる
③ Excel集計・分析アシスト(Copilot in Excel)
・「この列の月別合計をグラフ化して」→自動対応
・複雑な関数やPower Queryの説明も自然言語でOK
・ChatGPTで「この関数の意味を教えて」と聞くと初心者の理解もスムーズに
ポイント:「計算と論理」はAIが得意。人間は“なぜそうなったか”に集中
④ メール返信の作成(Outlook + Copilot)
・面倒な返信・定型回答を一括でドラフト生成
・相手とのやりとり履歴を文脈に含めて返信文を提案
・書きかけの文章に「もっと丁寧に」「やさしく言い換えて」も可能
ポイント:「丁寧なのに速い」を両立できる時代に
⑤ 学習・研修サポート(ChatGPT)
・「マーケティング4Pとは?」→理解レベルに応じて分かりやすく説明
・「このコードの意味が分からない」→ステップごとに解説
・ロールプレイ形式で学習も可能(例:「あなたはクライアント、私は営業」)
ポイント:疑問→即解決のサイクルを1人で完結できる
注意すべきこと:万能ではないが“補助脳”にはなれる
・事実確認は必ず人間が行う(生成AIには誤情報の可能性も)
・トーン・文脈の微調整は最後にチェック
・AIに頼る前に、自分の目的・判断軸を明確にしておく
まとめ
ChatGPT やCopilotは、「面倒なことをラクにするだけのツール」ではなく、
思考のサポート役・発想の触媒・編集の相棒として本領を発揮します。
AIに頼ることは、「手を抜く」のではなく
「人にしかできない仕事に集中する」ための戦略です。
まだ触れていない方も、使ってはいるけど“雑談”止まりの方も──
まずはひとつ、「実務で効く使い方」を試してみてください。
AIとのちょっとした連携が、思考にも行動にも余白を生んでくれるはずです。
阿久梨絵でした!