こんにちは、阿久梨絵です!
内臓脂肪とは、腹部の内臓周辺につく脂肪のことで、健康リスクと深く関係しています。
特に、生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)の原因となることが多く、
適切な管理が重要です。
電子体重計(体組成計)では、 内臓脂肪測定 機能が搭載されており、
家庭でも手軽にチェックできるようになっています。
内臓脂肪の測定方法
1. 生体インピーダンス法(BIA法)
現在の電子体重計のほとんどは、生体インピーダンス法(Bioelectrical Impedance Analysis:BIA)を採用しています。
この方法では、体に微弱な電流を流し、その際の電気抵抗(インピーダンス)を測定することで、内臓脂肪レベルを推定します。
・脂肪は電気を通しにくい → 電気抵抗が高い
・筋肉や水分は電気を通しやすい → 電気抵抗が低い
この性質を利用し、電気の流れやすさを測定することで、内臓脂肪の量を計算する仕組みです。
2. 内臓脂肪レベルの判定基準
電子体重計では、内臓脂肪レベルを数値化して表示します。
一般的な判定基準は以下の通り
・1~9 → 標準(健康的な範囲)
・10~14 → やや高い(注意が必要)
・15~30 → 高い(生活習慣病のリスクあり)
内臓脂肪レベルが10以上になると、健康リスクが高まるため、食生活や運動習慣の見直しが推奨されます。
内臓脂肪測定の注意点
・測定時間を統一する → 朝・夜で数値が変わるため、毎日同じ時間に測定する
・食後・運動後は避ける → 水分量の変化で誤差が出る可能性がある
・足裏の乾燥に注意 → 電気が正しく流れないと測定精度が低下する
特に、食事や運動の影響で体内の水分量が変化すると、測定値がブレることがあるため、できるだけ同じ条件で測定することが重要です。
まとめ
電子体重計の 内臓脂肪測定 は、生体インピーダンス法(BIA法)を利用し、電気抵抗値から脂肪量を推定する仕組みです。
ただし、測定条件によって数値が変動するため、正確な測定には注意が必要です。
・「電気抵抗を測定し、内臓脂肪量を推定する」 → 生体インピーダンス法(BIA法)
・「測定時間や条件を統一することで、より正確な数値が得られる」
・「食後・運動後は避け、足裏の乾燥にも注意する」
これらのポイントを意識することで、より正確な内臓脂肪を測定し、健康管理に役立てることができます!
阿久梨絵でした!