こんにちは、阿久梨絵です!
遊園地の定番アトラクションといえば「 観覧車 」。
でも、よく考えると「車」じゃないのに、なぜ“車”という名前がついているのでしょうか?
この記事では、「観覧車」という名前の由来や、英語名「Ferris wheel」の意味、そしてその誕生秘話まで、楽しく解説します!
観覧車は“車”じゃないのに、なぜ「車」?
「観覧車」の“車”は、車輪(ホイール)の意味です。
つまり、「車=乗り物」ではなく、「車=回転する輪っか」なんですね。
漢字の意味を分解すると…
・観覧:高い場所から景色を眺めること
・車:回転する輪(車輪)を意味する古語的な表現
つまり「観覧車」は、“景色を眺めるための回転する輪”という意味なんです。
英語では「Ferris wheel」って言うけど、なぜ?
英語では観覧車のことを Ferris wheel(フェリス・ウィール) と呼びます。
この名前は、発明者の名前「ジョージ・フェリス」に由来しています。
世界初の観覧車はここから始まった!
・1893年:アメリカ・シカゴ万博で登場
・設計者:ジョージ・ワシントン・ゲイル・フェリス・ジュニア
・目的:エッフェル塔に対抗するランドマークを作るため
この巨大な回転式アトラクションが大成功し、以降「Ferris wheel」という名前が世界中に広まりました。
日本での「観覧車」誕生はいつ?
日本で初めて観覧車が登場したのは、1906年の大阪・天王寺公園。
当時は「戦捷記念博覧会」の目玉として設置されました。
その後、東京・上野などにも広まり、遊園地の定番アトラクションとして定着していきます。
まとめ
用語 | 意味 | ポイント |
---|---|---|
観覧車 | 景色を眺めるための回転する輪 | 「車」は車輪の意味 |
Ferris wheel | フェリス氏が発明した回転式乗り物 | 発明者の名前が由来 |
日本初の観覧車 | 1906年・大阪 | 蒸気動力で直径15m |
ちょっとした豆知識
・イギリスでは「Big Wheel(大きな車輪)」とも呼ばれます。
・世界最大の観覧車は、ドバイの「アイン・ドバイ(高さ250m)」。
・日本初のイルミネーション付き観覧車は、神戸の「ワンダーホイール」。
「 観覧車 」という名前には、歴史とロマンが詰まっていたんですね。
次に乗るときは、ちょっと違った気持ちで空を眺められるかもしれません
阿久梨絵でした!