こんにちは、阿久梨絵です。
スマホ アプリ でよく見かける「くじを引いてポイントGET!」「クイズに答えて抽選に参加!」といったキャンペーン。
ついつい参加してしまうけど、ふとこんな疑問が湧いてきませんか?
「これって、広告収入が目的なんじゃ…?」
「最初だけ当たって、あとは広告を見せられるだけ?」
「やらない方がいいのかも…」
今回はそんな“ちょっと気になる”くじ・クイズ系アプリの仕組みと、広告との関係、そして賢い付き合い方をやさしく解説します。
広告収入は“目的のひとつ”です
正直に言うと、広告収入はアプリ運営側の大きな収益源です。
特に「無料で遊べる」アプリの場合、以下のような広告が組み込まれています。
・インプレッション型広告:表示されるだけで報酬が発生
・クリック型広告:タップされると報酬が発生
・動画リワード広告:動画を見たらポイントや抽選権がもらえる
つまり、ユーザーが“くじを引く”という行動の裏で、広告が再生され、運営に収益が入るという構造になっているのです。
なぜ“最初だけ当たる”のか?
これは心理学的に「初回報酬バイアス」と呼ばれるもので、
最初に当たることで“快感”を記憶させ、継続利用を促す設計です。
・初回で当たる → 脳がドーパミンを分泌
・その後当たらなくても「また当たるかも」と期待
・結果、広告を見続けてしまう
これはギャンブルやガチャと同じ“変動報酬スケジュール”と呼ばれる設計で、人間が最もハマりやすい報酬パターンとされています。
じゃあ、やらない方がいいの?
一概に「やらない方がいい」とは言えません。
ただし、“仕組みを知った上で付き合う”ことが大切です。
やる価値があるケース
・ポイントサイトや公式アプリで実際にポイントが貯まる
・動画視聴の対価として報酬が明確(例:Coke ON、楽天ポイントくじ)
・1日1回だけで済むなど、時間を取られない設計
注意したいケース
・当選者数が不明確/当選履歴が見えない
・広告が過剰で、報酬が極端に少ない
・アプリのレビューが低評価で“当たらない”という声が多い
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
広告収入との関係 | くじ・クイズ系は広告収入が主な目的 |
初回当選の理由 | 継続利用を促す心理設計(報酬バイアス) |
やるべきか? | 仕組みを理解し、時間と報酬のバランスで判断 |
「無料で遊べる=広告を見ることが“対価”」という構造を理解しておけば、
“搾取されてる”のではなく、“納得して使っている”という感覚に変わるはずです。
次にくじ アプリ を開いたとき、
「この“当たり”は、私の運じゃなくて“設計された体験”かも」と思い出してみてください。
阿久梨絵でした!