こんにちは、阿久梨絵です!
関東に住んでいると、 JR といえば「緑」のロゴが当たり前。でも、地方に出かけると「あれ、JRのロゴが青い?赤い?」と驚いた経験はありませんか?
実はJRグループは、地域ごとに異なる“イメージカラー”を持っており、それぞれの自然や文化、企業理念を反映した色が選ばれているんです。今回は、そんなJR各社のカラーとその由来、そしてRGB値を交えてご紹介します。
JR各社のカラーとその意味・RGB値
会社名 | カラー名 | 色コード | 色の由来 |
---|---|---|---|
JR北海道 | ライトグリーン | RGB: (27, 193, 86) HEX: #1BC156 | 雪の大地から芽吹く新緑のイメージ |
JR東日本 | グリーン | RGB: (0, 178, 88) HEX: #00B258 | 東北・信越・関東の豊かな自然 |
JR東海 | オレンジ | RGB: (255, 110, 0) HEX: #FF6E00 | 東海の海と夜明けの空 |
JR西日本 | ブルー | RGB: (86, 98, 187) HEX: #5662BB | 歴史と文化、そして瀬戸内の海 |
JR四国 | ライトブルー | RGB: (102, 117, 188) HEX: #6675BC | 「青い国・四国」の空 |
JR九州 | レッド | RGB: (250, 63, 74) HEX: #FA3F4A | 南国の太陽と情熱 |
JR貨物 | コンテナブルー | RGB: (85, 150, 224) HEX: #5596E0 | 信頼感とフレッシュさ |
※RGB値は参考値であり、実際の塗装や印刷では若干異なる場合があります。
なぜ色が違うの?その背景にある“地域性”と“独立性”
1987年の国鉄分割民営化により誕生したJRグループは、それぞれが独立した企業としてスタートしました。その際、各社が「自分たちの地域性や企業理念を象徴する色」を選定し、ロゴに反映させたのです。
たとえば、JR北海道のライトグリーンは、雪解けの大地に芽吹く新緑をイメージ。JR九州のレッドは、南国の太陽のような情熱を表現しています。つまり、色は単なるデザインではなく、「地域とともに歩む企業姿勢」の象徴でもあるのです。
関東にいると見えない“色の多様性”
関東圏ではJR東日本のグリーンが圧倒的に目立つため、他のカラーに触れる機会が少ないのも事実。でも、旅行や出張で地方に出かけたとき、駅の看板や車両のロゴに注目してみてください。そこには、その土地ならではの色と物語が息づいています。
まとめ
JR のロゴカラーは、単なる企業ブランディングではなく、地域の自然や文化、そして未来への想いを映し出す“色のメッセージ”です。次に地方へ出かけるときは、ぜひその土地の JR カラーにも注目してみてください。きっと、旅がもっと豊かになるはずです。
阿久梨絵でした!