こんにちは、阿久梨絵です!
ランニングやウォーキングの記録に欠かせないGPS機能。
Fitbit にもGPSが搭載されているモデルがありますが、実はスマホが位置情報を補完しているケースがあるのをご存じでしょうか?
今回は、 Fitbit のGPS機能の仕組みと、スマホとの関係についてわかりやすく解説します。
FitbitのGPSは3タイプある
FitbitのGPS機能は、モデルや設定によって以下の3つに分類されます。
1. 内蔵GPS(Built-in GPS)
Fitbit本体にGPSセンサーが内蔵されており、スマホなしでも位置情報を取得可能。
例:Charge 4 / 5 / 6、Sense 2 など
2. スマートフォンGPS(Connected GPS)
Fitbit本体にはGPSがなく、スマホのGPSを借りて位置情報を取得。
例:Inspire 3、Luxe など
3. ダイナミックGPS(Dynamic GPS)
スマホが近くにあるときはスマホのGPSを優先的に使用し、離れるとFitbit本体のGPSに切り替える。
バッテリー節約と精度のバランスを取る仕組み。
例:Charge 5 / 6、Versa 4 など
なぜスマホのGPSを使うの?
スマホのGPSを使うメリットは以下の通りです。
・バッテリーの節約:Fitbit本体のGPSは電力消費が大きいため、スマホのGPSを使うことで長時間の使用が可能に
・精度の向上:スマホのGPSは複数の衛星や補正技術(A-GPSなど)を使っており、Fitbit単体よりも高精度な場合がある
・スマホとの連携が前提の設計:Fitbitアプリでルートやペースを確認するため、スマホとの接続が前提になっている
注意点:スマホがないと記録できないことも?
スマホGPSやダイナミックGPSを使っている場合、スマホが近くにないと位置情報が記録されないことがあります。
たとえば
・スマホを家に置いてランニング → ルートが記録されない
・スマホの位置情報設定が「常に許可」になっていない → GPSが動作しない
また、スマホとの距離が10m以上離れると通信が切れることもあるため、注意が必要です。
まとめ
GPSタイプ | スマホなしで使える? | 特徴 |
---|---|---|
内蔵GPS | 〇 | 本体のみで位置情報取得可能 |
スマホGPS | × | スマホのGPSを使用 |
ダイナミックGPS | △(状況による) | スマホ優先、離れると本体GPSに切替 |
Fitbit のGPS機能は、モデルによってスマホとの連携が前提になっていることが多く、「スマホを持たずに走りたい」人は内蔵GPS搭載モデルを選ぶのが安心です。
次回、 Fitbit でランニングを記録するときは、スマホとの距離と設定をちょっとだけ意識してみてくださいね。
それだけで、記録の精度も快適さもグッと変わりますよ!
阿久梨絵でした!