こんにちは、阿久梨絵です!
インクジェットプリンタの リセッター とは、インクカートリッジのICチップをリセットし、残量を満タンにするための装置です。
プリンタの純正インクカートリッジには、インク残量を管理するICチップが搭載されており、インクを詰め替えても、プリンタが「インク切れ」と認識してしまうことがあります。
そこで、 リセッター を使うことで、ICチップの残量情報をリセットし、再利用可能にすることができます。
リセッターの仕組みと使い方
1. リセッターの基本的な仕組み
・ICチップのデータを書き換える → インク残量を「満タン」にリセット
・プリンタがインクを認識するようにする → 詰め替えインクでも正常に動作
・USBタイプ・電池タイプがある → 使用するプリンタによって異なる
2. リセッターの使い方(一般的な手順)
1.インクを補充する → 詰め替えインクをカートリッジに充填
2.リセッターに電源を供給する → USBまたは電池で動作
3.カートリッジのICチップをリセッターに接触させる → 端子を合わせる
4.ランプが緑に変わるまで押し当てる → リセット完了
この手順を行うことで、プリンタがインクを認識し、詰め替えインクを使用できるようになるのです。
リセッターのメリットとデメリット
メリット
・インク代を節約できる → 純正インクよりも詰め替えインクの方が安価
・環境に優しい → カートリッジを再利用できるため廃棄物削減
・簡単に使える → 端子を合わせるだけでリセット可能
デメリット
・リセッターの購入コストがかかる → 1000~9000円程度の価格帯
・一部のカートリッジでは使用不可 → 互換インクには対応しない場合がある
・リセットできないケースもある → ICチップの破損やエラーが発生することも
リセッターの代替方法はある?
リセッターを使わずにインクを再利用する方法として、以下の選択肢があります。
・互換インクを使用する → 純正インクと同じ形状の新品カートリッジを購入
・再生インクを利用する → 純正カートリッジを回収・リセットしたものを使用
・プリンタの設定で残量検知を無効化 → キャノン製プリンタなど、一部の機種では設定変更で対応可能
これらの方法を活用することで、リセッターなしでもインク代を節約できる可能性があります。
まとめ
リセッター は、インクカートリッジのICチップをリセットし、詰め替えインクを再利用可能にする装置です。
ただし、互換インクや再生インクを活用することで、 リセッター なしでもコスト削減が可能です。
・インク代を節約するなら、 リセッター や互換インクを活用
・ リセッター は便利だが、購入コストや対応機種に注意
・プリンタの設定変更で対応できる場合もある
これらのポイントを意識することで、より賢くインクコストを抑えることができるでしょう!
阿久梨絵でした!