紙で コーディング する時代は終わった?それでも残る手書きの価値

こんにちは、阿久梨絵です!
現代のプログラミングは、パソコン上のエディタでコードを書くのが当たり前になっています。
しかし、かつては「コーディングシート」と呼ばれる専用の用紙に手書きでコードを書くのが一般的でした。

昔はコンピューターが限られていたため、紙に書いてから入力していた
パンチカードや紙テープを使ってプログラムを実行していた時代もあった
現在でも手書きでコードを書くメリットがある?

紙で コーディング するなんて、もう誰もやっていないのでは?」と思うかもしれませんが、実は今でも手書きでコードを書く人がいるのです!

コーディングシートとは?

コーディングシートは、プログラムを書くための専用の罫線が入った紙です。
1行80桁の升目があり、プログラムを手書きで記入
・FORTRAN、COBOL、PL/Iなどの言語に適したフォーマットが用意されていた
パンチカードに転記するための下書きとして使われていた

1970年代までは、プログラムを紙に書き、それをパンチカードに打ち込んでコンピューターに入力するのが一般的でした。
しかし、1980年代以降、パソコンの普及とともにコーディングシートは使われなくなっていきました

それでも手書きでコードを書く人がいる理由

現代では、コーディングシートを使うことはほぼないですが、手書きでコードを書く人はまだいます
その理由は、手書きには独自のメリットがあるからです。

ロジックを整理しやすい

・紙に書くことで、コードの流れを視覚的に把握できる
フローチャートやアルゴリズムの設計に役立つ

構文を覚えやすい

・IDEの補完機能なしでコードを書くことで、構文を自然に覚えられる
新しいプログラミング言語を学ぶときに有効

アイデアを素早くメモできる

・ノートに手書きでコードを書くことで、思考を整理しやすい
プログラムの設計段階で活用されることが多い

実際に、手書きでプログラミングするための専用ノートが販売されているほど、
手書きのコーディングには一定の需要があるのです。

まとめ

昔は「コーディングシート」に手書きでコードを書いていた
現在はパソコン上でコーディングするのが一般的
・それでも「手書きのコード」にはロジック整理や学習のメリットがある
手書きでプログラミングするためのノートが販売されるほど、一定の需要がある

紙で コーディング する時代は終わった」と思われがちですが、手書きのコードには今でも価値があり、活用されている場面があるのです!
阿久梨絵でした!

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