コードがごちゃごちゃ? IF文大会 を避けるシンプルな考え方

こんにちは、阿久梨絵です!
プログラミング初心者や実践の経験が浅い場合、条件分岐を重ねるうちにコードが複雑化し、「IF文だらけ」になってしまうことがあります。この状況は「 IF文大会 」と呼ばれ、可読性や保守性が低下する原因になります。本記事では、コーディングのない視点から、IF文を整理するための考え方を紹介します。

考え方1: 一つの条件に絞る

複雑な条件を一度に処理しようとせず、「小さな塊」に分けて考えることが重要です。どれが本当に必要な条件なのかを優先順位付けし、一度に一つの判断を行います。
例: 「すべての項目がOKか確認する」ではなく、「まずA項目を確認、その次にB項目を確認」とステップを分ける

考え方2: 決められたルールに従う

条件が増えそうな場面では、ルールを事前に整理します。共通点を見つけてパターン化すれば、重複した判断を減らせます。
例: 「値が100未満のものを処理する」ルールを統一することで、複数条件をひとまとめにできます。

考え方3: ネスト(入れ子構造)を減らす

考える際に「条件の中にさらに条件」を作ると混乱します。最初に必要なことを優先し、不必要な判断を後回しにする方法で整理しましょう。
例: 「データが無効なら先に処理を止める」といった早期の判断がネストを防ぎます

考え方4: 使いまわしを意識する

同じ条件分岐を繰り返す場面がある場合、まとめて一つの判断基準にしておくと効率的です。これにより、条件が増えても見通しが良くなります
例: 「A条件とB条件をまとめて一つのチェックルールにする」ことで簡素化します。

まとめ

「 IF文大会 」を防ぐには、コードを書く前に以下を心がけましょう。
1. 条件を分けて整理する
2. 共通点をルール化する
3. 深い構造を避けてフラットに考える
4. 繰り返し判断を省いてまとめる

これらの考え方を身につけることで、複雑な条件分岐を避け、効率的かつスッキリした設計が可能になります。プログラミングに限らず、物事をシンプルに整理する力が身につきます!
阿久梨絵でした!

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