こんにちは、阿久梨絵です!
EXCEL のUNIQUE関数は、指定した範囲から重複を除いたユニークな値を抽出する関数です。
これにより、手作業でデータを整理する手間を省き、瞬時にクリーンなリストを作成できます。
・重複データを自動で排除!
・動的にリストを更新!
・フィルターやソートと組み合わせて活用!
EXCEL 365 / 2021以降で利用可能な関数です!
UNIQUE関数の基本構文
=UNIQUE(範囲, [列の比較], [回数指定])
引数 | 説明 |
---|---|
範囲 | 重複を取り除く対象のセル範囲 |
列の比較(省略可) | `TRUE` → 列単位でユニーク値を抽出、`FALSE`(または省略)→ 行単位で抽出 |
回数指定(省略可) | `TRUE` → 1回だけ出現した値のみ抽出、`FALSE`(または省略)→ すべてのユニーク値を抽出 |
UNIQUE関数の使い方
1.基本的なユニーク値の抽出
例えば、商品リストからユニークな商品名を抽出する場合
=UNIQUE(A2:A10)
A2:A10の範囲から重複を除いた商品名を取得!
2.列単位でユニーク値を抽出
複数列のデータからユニークな組み合わせを抽出する場合
=UNIQUE(A2:C10, TRUE)
A2:C10の範囲から、列単位でユニークなデータを取得!
3.1回だけ出現した値を抽出
例えば、売上データから1回しか登場しない商品を抽出する場合
=UNIQUE(A2:A10,,TRUE)
A2:A10の範囲から、1回だけ登場した商品名を取得!
UNIQUE関数の応用例
フィルター関数と組み合わせる
特定の条件に合うユニーク値を抽出する場合
=UNIQUE(FILTER(A2:A10, B2:B10=”営業”))
→「営業」部門のユニークな商品リストを取得!
ソート関数と組み合わせる
ユニーク値を昇順に並べる場合
=SORT(UNIQUE(A2:A10))
→ユニークな商品名をアルファベット順に並べる!
UNIQUE関数の注意点
・空白セルも一覧に含まれることがある → 必要に応じてFILTER()で除外
・EXCEL 365 / 2021以降でのみ利用可能 → 古いバージョンでは使用不可
・結果は「スピル範囲」として展開される → 上書きされないよう、空いている列・行を確保
まとめ
・重複データを簡単に排除!
・動的にリストを更新し、手作業のミスを防ぐ!
・フィルターやソートと組み合わせてさらに便利!
・EXCEL 365 / 2021以降で活用可能!
UNIQUE関数を使いこなして、データ管理をスマートに!
阿久梨絵でした!