こんにちは、阿久梨絵です!
コンテナ技術の進化に伴い、開発者にとって Docker は欠かせないツールとなりました。本記事では、Dockerを初めて触る方向けに、基本的な使い方と簡単なデプロイ手順を解説します。
1. Dockerとは?
Dockerは、ソフトウェアをコンテナにパッケージ化して実行するプラットフォームです。コンテナを利用することで、開発環境と本番環境の不一致を防ぎ、シームレスなアプリケーションデプロイが可能になります。
2. Dockerの基本的な使い方
まずはDockerのインストールからスタートしましょう。
Dockerのインストール
公式サイト(https://www.docker.com/)からDocker Desktopをダウンロードしてインストールします。Windows, Mac, Linuxに対応しています。
Docker Hubの利用
Docker Hubで公開されているイメージを検索し、利用することができます。
例:公式のNGINXイメージ
docker pull nginx
基本コマンド
コンテナ起動
docker run -d –name my-container nginx
コンテナ一覧表示
docker ps
コンテナの停止
docker stop my-container
3. 初歩的なデプロイ:簡単なウェブサーバーを起動する
ここではNGINXを使用してウェブサーバーをコンテナ上でデプロイする例を紹介します。
1. NGINXのDockerイメージを取得
docker pull nginx
2. コンテナを起動
docker run -d -p 8080:80 nginx
上記コマンドにより、ローカルの8080番ポートがコンテナ内の80番ポートにマッピングされます。
3. ブラウザで確認
[http://localhost:8080](http://localhost:8080) にアクセスして、NGINXのデフォルトページが表示されれば成功です。
4. Dockerfileを利用してカスタムイメージを作成する
オリジナルのアプリケーションをコンテナ化したい場合、Dockerfileを作成します。
Dockerfile例
dockerfile
FROM nginx:latest
COPY ./html /usr/share/nginx/html
上記では、自作のHTMLファイルをコンテナに追加しています。
イメージ作成
docker build -t custom-nginx .
カスタムイメージでコンテナ起動
docker run -d -p 8080:80 custom-nginx
5. Dockerの活用を始めるにあたっての注意点
リソース管理
・コンテナが大量に実行されると、リソース消費が増加するため定期的なモニタリングが必要です。
セキュリティ対策
・必要なポートだけを公開し、不要なポートを閉じることでセキュリティを強化します。
まとめ
Docker は、初歩的なデプロイから高度な運用まで幅広く対応できる強力なツールです。この記事を参考に、まずは基本的なプロセスから始めてみてください!
阿久梨絵でした!