CD の書き込み方式とは?レコードとの違いを解説

こんにちは、阿久梨絵です!
CD (コンパクトディスク)の書き込み方式は、アナログレコードのように外側から内側へ書き込まれるのでしょうか?実は、CDとレコードではデータの記録方法が大きく異なります。今回は、CDの書き込み方式とレコードとの違いについて詳しく解説します。

1. CDは内側から外側へ書き込まれる

アナログレコードは外側から内側へ溝が刻まれるのに対し、CDは内側から外側へデータが書き込まれます

アナログレコード → 針が外側から内側へ進む
CDレーザーが内側から外側へ向かってデータを記録

CDの内側から書き込む理由は、データの読み取りスピードを一定にするためです。CDプレーヤーはCLV(Constant Linear Velocity)方式を採用し、記録面の内側ではディスクが速く回転し、外側ではゆっくり回転することで安定した読み込みを実現しています。

2. CDの書き込み方式

CDには、データを書き込む際に以下の方式があります。

プリマスタリング(プレスCD):工場で専用の機械を使い、金属スタンパーを作成してプレスする
CD-R/CD-RWの記録レーザーで有機色素層を焼き付けてデータを記録
CD-ROMデータを一度だけ書き込む(主にソフトウェアやゲームで使用)

このように、CDはレーザー光を利用して物理的な溝を作らずにデータを記録するため、レコードの溝とは異なる記録方式を採用しています。

3. CDとレコードの違い

項目CDレコード
記録方式デジタルアナログ
書き込み方向内側 → 外側外側 → 内側
読み取り方法レーザー光針で溝をなぞる
耐久性傷に弱い針の摩耗がある

まとめ

CD の書き込み方式は内側から外側へ進むため、レコードの外側から内側へ進む方式とは異なりますデジタルデータの安定した読み込みを実現するための構造であり、現代のディスクメディアに広く採用されています。
阿久梨絵でした!

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