こんにちは、阿久梨絵です!
Windows のCドライブを見ていると、「$Windows.~WS」や「$WINDOWS.~BT」というフォルダを発見することがあります。「このフォルダって何?削除しても大丈夫?」と疑問を持つユーザーも多いでしょう。
これらのフォルダは、 Windows のアップグレードやインストールプロセスに関連する重要な一時ファイルを保存するためのものです。本記事では、それぞれのフォルダの違いや役割、削除の可否について詳しく解説します!
1. $WINDOWS.~BTとは?
このフォルダは、 Windows のアップグレード時に作成される一時ファイルの保存場所です。具体的な用途としては以下があります。
・Windowsの大型アップグレード(Windows 10/11)時に使用
・Windows Updateのインストールファイルを保存
・アップグレード後のロールバック用データを含む
このフォルダは、アップグレードが完了すると不要になるため、削除しても問題ありません。ただし、アップグレードのロールバック(以前のバージョンに戻す)をしたい場合は、削除しないほうがいいでしょう。
2. $Windows.~WSとは?
このフォルダは、 Windows のインストールメディア作成時に生成されるファイルを保存するために作成されます。具体的な役割は以下のとおりです。
・Windows のメディア作成ツール(Media Creation Tool)使用時に生成
・インストール用のセットアップファイルを一時保存
・削除すると一部のWindowsの機能が動作しなくなる可能性あり
特に、インストールメディアの作成やUSBブートディスクの作成に関連するファイルが含まれているため、削除する際は注意が必要です。
3. 2つのフォルダの違い
フォルダ名 | 役割 | 生成されるタイミング | 削除の可否 |
---|---|---|---|
$WINDOWS.~BT | Windowsのアップグレードや更新のための一時ファイル | Windows Updateやアップグレード時 | アップグレード後は削除可能 |
$Windows.~WS | Windowsのインストールメディア作成時の一時ファイル | メディア作成ツール(Media Creation Tool)使用時 | 削除すると一部の機能が動作しなくなる可能性あり |
これらのフォルダは、Windowsのアップグレードやインストールに関係するものですが、用途が異なることを理解しておくと、誤って重要なファイルを削除するリスクを避けることができます。
まとめ
・$WINDOWS.~BT → アップグレード後は削除しても問題なし
・$Windows.~WS → Windows の機能に影響を与える可能性があるため慎重に扱う
Cドライブの容量を確保したい場合は、ディスククリーンアップツールを使うのが安全です。削除してしまっても問題ないか不安な場合は、慎重に確認してから行いましょう!
阿久梨絵でした!