WordPress でBackWPup 5.2.0インストール時のエラーと対処方法

こんにちは、阿久梨絵です!
WordPress のバックアッププラグインBackWPup 5.2.0をインストールした際に、サイトの動作に問題が発生するケースがあります。本記事では、エラーの原因とその対処方法について詳しく解説します。

1. エラーの概要

BackWPupをインストール後、サイトが正常に表示されない、または管理画面にアクセスできなくなるという報告があります。具体的な症状としては、以下のようなものがあります。
サイトが真っ白になる(ホワイトスクリーン・オブ・デス)
500 Internal Server Error が発生
Fatal error というメッセージが表示される
プラグインの設定画面が開かない

こういった問題が発生した場合、いくつかの対処方法があります。

2. エラーの主な原因と対策

1. backwpup フォルダをリネームしてみる

FTPを利用して wp-content/plugins/backwpup のフォルダ名を変更すると、プラグインが一時的に無効化されます。これでサイトが正常に動くか確認できます。
対応策
FTPソフトで backwpup フォルダを backwpup_old に変更
サイトが正常に動作するか確認
問題が解決した場合、手動でプラグインを再インストールする

2. PHPのバージョンを確認する

BackWPup 5.2.0 は PHP 7.4以上 を推奨しています。サイトが古いPHPバージョンを使用している場合、エラーが発生することがあります。
対応策
・WordPress管理画面の「ツール」→「サイトヘルス」で現在のPHPバージョンを確認
・サーバー管理画面でPHPのバージョンを更新する

3. プラグインの競合をチェック

WordPressの他のプラグインと競合する可能性があります。特に、他のバックアップ系プラグインとの相性をチェックしましょう。
対応策:
他のプラグインをすべて無効化し、BackWPupだけを有効化する
1つずつプラグインを再度有効化し、問題のあるプラグインを特定する

4. .htaccess の設定をチェック

BackWPupの設定により .htaccess が変更される場合があります。リネームしてみると影響を確認できます。
対応策
.htaccess を htaccess_old に変更してサイトを確認
設定をリセットして .htaccess を修正

まとめ

WordPress のBackWPup 5.2.0 のインストール後にエラーが発生した場合、主に PHPのバージョン、プラグインの競合、フォルダのアクセス権 が原因となっている可能性があります。

解決策まとめ

backwpup フォルダのリネームを試す
PHPバージョンを 7.4以上 に更新

他のプラグインとの競合を確認
.htaccess を一時的に変更して影響を確認

こうした対処法で問題が改善されることが多いですが、もしエラーの詳細メッセージがある場合、それをもとにさらに調査を進めると良いでしょう。
阿久梨絵でした!

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2025.5.2追記
BackWPup 5.2.1で、この問題は解決しました。

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