WordPress でURLに「2」が付く理由:ID設定の仕組みを解説

こんにちは、阿久梨絵です!
今回は、 WordPress でカスタムURLのIDを手作業で設定した際に、同じIDを使うとURLに「2」が自動的に付加される現象について詳しく解説します。この疑問は、カスタム投稿やページを作成する際に多くのユーザーが直面するものです。それでは、この仕組みを紐解いていきましょう!

WordPressでURLに「2」が付く仕組み

WordPressでは、URL(パーマリンク)が一意である必要があります。同じIDやスラッグ(URLの一部)を持つ投稿やページが既に存在している場合、重複を避けるために自動的に「-2」が付加される仕様になっています。これは以下のような状況で発生します。

1. ゴミ箱内の重複

ゴミ箱に同じスラッグの投稿やページが存在する場合も、WordPressはこれを重複とみなします。そのため、新しい投稿やページを保存する際に「-2」が追加されます。

2. カスタム投稿の干渉

投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプなどが同じスラッグを共有している場合も、WordPressは衝突を防ぐために「-2」を加えます

3. 添付ファイルの影響

画像やメディアファイルにもスラッグが付与されます。同じスラッグの画像や添付ファイルが存在している場合も、同様にURLに「-2」が付くことがあります。

「日付が異なるのになぜ重複扱い?」

ここで、日付がURLに含まれている場合でも「-2」が付く理由について疑問を持たれるかもしれません。この現象は、WordPressがスラッグ(ID部分)のみを基準に重複を判定しているためです。URL全体ではなく、特定部分のユニーク性を重視しているのです。

例えば
・URL1: example.com/2023/01/sample-post/
・URL2: example.com/2024/01/sample-post/

これらは日付が異なっていても、スラッグ「sample-post」が重複していると認識され、「-2」が付加される可能性があります。

対策:URLを手動で調整する方法

「-2」が付くのを防ぐためには、以下の対策が有効です。

1. ゴミ箱を確認する

ゴミ箱に同じスラッグを持つ投稿やページが存在している場合、それを完全に削除します。

2. スラッグを一意に変更

他と重複しないスラッグを手動で設定します。例えば、「sample-post-2023」のように年を追加すると良いでしょう。

3. 添付ファイルも確認

同じスラッグを持つ画像やメディアが存在していないか確認し、必要に応じて名前を変更します。

まとめ

WordPress でURLに「-2」が付くのは、システムがURLの重複を防ぐための賢い仕組みです。ただし、日付が異なってもスラッグが重視される仕様には注意が必要です。問題を防ぐには、ゴミ箱や添付ファイルを確認し、一意なスラッグを意識的に設定することが大切です。

このような小さなトラブルも、WordPressの仕様を知ればスムーズに解決できます。ぜひこの記事を参考に、サイト管理をより効率的に行ってください!
阿久梨絵でした!

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