こんにちは、阿久梨絵です!
EXCEL 365を使っていると、保存時に「テキスト(タブ区切り)」と「Unicode テキスト」という選択肢が表示されることに気づいたことはありませんか?両者とも拡張子は「.txt」ですが、実はその中身には大きな違いがあります。
この記事では、それぞれの保存形式の特徴や違い、使い分けのポイントをわかりやすく解説します!
テキスト(タブ区切り)とは?
「テキスト(タブ区切り)」は、データをタブ文字(\t)で区切り、テキスト形式で保存する方法です。この形式は、シンプルで扱いやすいため、多くのソフトウェアで幅広くサポートされています。
主な特徴
・エンコーディング: システムのデフォルト文字コード(日本語環境では通常Shift-JIS)で保存されます。
・区切り形式: タブ文字でセル同士が分けられます。
・汎用性: 他のテキストエディタやソフトウェア(例:メモ帳、スプレッドシート)で簡単に開ける。
保存例
以下のような EXCEL データ
名前 年齢 職業
佐藤 25 エンジニア
鈴木 30 デザイナー
「テキスト(タブ区切り)」形式で保存すると、次のようなファイルになります。
佐藤\t25\tエンジニア
鈴木\t30\tデザイナー
Unicode テキストとは?
「Unicode テキスト」は、データをUnicode(主にUTF-16)でエンコードして保存する形式です。これにより、多言語データや特殊文字を正確に扱うことができます。
主な特徴
・エンコーディング: Unicode(通常UTF-16)で保存。
・文字セットの対応: 日本語以外の多言語(例えば中国語、ハングル、特殊記号)や絵文字も正確に保存可能。
・互換性: 対応するソフトウェアが必要(メモ帳、ブラウザなどUnicode対応のアプリケーション)。
保存例
上記と同じデータを「Unicode テキスト」で保存すると、見た目はほぼ同じですが、データ内部のエンコーディングが異なり、例えば以下のように16進数で表記されます。
FEFF 4F50 83A8 0009 0032 0035 0009 30A8 30F3 30B8 30CB 30A2
(これはUTF-16エンコードの例です)
テキスト(タブ区切り)とUnicode テキストの違い
以下の表に、それぞれの違いをまとめました。
特徴 | テキスト(タブ区切り) | Unicode テキスト |
---|---|---|
エンコーディング方式 | Shift-JISなどシステムデフォルト | UTF-16 |
多言語対応 | 日本語に特化、特殊文字に弱い | 多言語や特殊文字に強い |
ファイルサイズ | 小さい(軽量) | 大きい(文字コードが多バイトになる) |
互換性 | 幅広いソフトで開ける | Unicode対応ソフトが必要 |
用途 | シンプルな日本語データ | グローバルなデータや特殊文字を含む場合 |
どちらを使うべき?
用途やデータの種類に応じて使い分けると効果的です。
テキスト(タブ区切り)が適している場合
・主に日本語のみのデータを扱う場合。
・簡単なデータ構造で他のツールと共有したい場合。
・軽量なデータファイルが必要な場合。
Unicode テキストが適している場合
・多言語データや特殊記号、絵文字を扱う場合。
・グローバルにデータを共有し、多言語サポートが必要な場合。
・将来的な文字コードの互換性を重視する場合。
実際の保存手順( EXCEL 365の場合)
手順:テキスト(タブ区切り)で保存
1.「ファイル」-「名前を付けて保存」 を選択。
2.保存形式として「テキスト(タブ区切り) (*.txt)」を選択。
3.保存場所を指定して保存。
手順:Unicode テキストで保存
1.「ファイル」-「名前を付けて保存」 を選択。
2.保存形式として「Unicode テキスト (*.txt)」を選択。
3.保存場所を指定して保存。
まとめ
EXCEL 365で提供される「テキスト(タブ区切り)」と「Unicode テキスト」は、どちらもデータを.txt形式で保存しますが、その内部的なエンコード方式や用途に違いがあります。
・シンプルなデータ共有なら「テキスト(タブ区切り)」
・多言語データや特殊文字を扱うなら「Unicode テキスト」
用途に応じて適切な形式を選び、データの正確な保存と共有を実現しましょう!この記事を読んで悩みが解決したなら嬉しいです。
阿久梨絵でした!