基本情報技術者試験 の言語選択:どれを選ぶべきか?

こんにちは、阿久梨絵です!【2025.7.8記事修正】
基本情報技術者試験 (FE)の言語選択についてお話しします。この試験では、いくつかのプログラミング言語から選択できるのですが、どれを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。そこで、各言語の特徴と選び方のポイントを解説します。

選択可能なプログラミング言語

基本情報技術者試験 では、以下のプログラミング言語から選択することができます。

C言語
Java
Python(パイソン)
COBOL 
アセンブラ
・表計算
※COBOLは2019年秋期試験で廃止済み 理由は、教育機関での指導機会の減少、受験者の選択率の極端な低下など。

各言語の特徴

1. C言語

特徴:C言語は非常に古典的で、低レベルなプログラミングが可能です。
メリットハードウェアに近い操作が必要なプログラムを学びたい方に適しています。
デメリット:他の言語に比べて難易度が高い

2. Java

特徴Javaはオブジェクト指向プログラミング言語で、幅広い用途に使用されています。
メリット大規模なシステム開発やWebアプリケーションに適しています。
デメリット初学者にとっては学習曲線が急かもしれません

3. Python(パイソン)

特徴:Pythonはシンプルで直感的な構文が特徴です。
メリット初心者にも理解しやすく、データサイエンスやAI分野で人気があります。
デメリット実行速度が他の言語に比べて遅いことがある。

4. COBOL

特徴:COBOLはビジネス用途で古くから使われている言語です。
メリット金融機関や大型企業のシステムで広く使われています。
デメリット新規開発にはあまり使われていない

4.表計算

特徴Excelに似た架空の表計算ソフトを使い、関数やマクロ(擬似言語)を読み解く問題が出題されます。
メリットプログラミング未経験者でも取り組みやすく、関数や表構造に慣れていれば得点源になりやすい。
デメリット関数名がExcelと異なり(例:SUM → 合計)、マクロ問題は意外と難易度が高く、油断すると失点しやすい。

5. アセンブラ

特徴:アセンブラはマシンレベルでのプログラミングを可能にします。
メリットコンピュータの内部動作を深く理解することができます。
デメリット非常に難易度が高く、実用性に欠けることがあります。

言語選択のポイント

1. 自分の興味と目的に合わせる

どの分野に進みたいか、どの技術を学びたいかを考えることが大切です。

2. 学習しやすさを考慮する

初学者の場合は、Pythonのようなシンプルな言語から始めるのも一つの手です。

3. 将来のキャリアプランを見据える

例えば、金融システムに関わりたいならCOBOL、AIに興味があるならPythonを選ぶと良いでしょう。

・AIやデータ分析に興味があるならPython
・将来、Javaを使った開発に関わりたいならJava
・コンピュータの仕組みを深く理解したいならC言語アセンブラ
・プログラミング未経験者なら表計算もおすすめです。

まとめ

選んだ言語があなたの将来にどう影響するかは重要ですが、一番大切なのはその言語を楽しみながら学ぶことです。試験勉強を通じて、新しい知識や技術を身につけ、ITエンジニアとしてのキャリアをしっかり築いていきましょう!
阿久梨絵でした!

 

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