こんにちは、阿久梨絵です!
CD にデータを保存する際、どのフォーマットを使用するかによって、互換性や利用可能なデバイスが変わってきます。この記事では、主なフォーマットであるISO、UDF、ISO9660の違いと、それぞれの設定方法について詳しく解説します。
1. ISOファイル
ISOファイルは、 CD やDVDのイメージをそのままファイルに保存した形式です。全てのデータを一つのファイルにまとめるため、データの管理が簡単です。
・主な用途: ソフトウェアの配布、バックアップ
・互換性: 多くのオペレーティングシステムでサポート
設定方法(Windowsの場合)
1.書き込みたいデータを用意します。
2.書き込みソフト(例: ImgBurn)を起動し、「Create image file from files/folders」を選択します。
3.書き込みたいフォルダーを追加し、保存先とファイル名を指定します。
4.「Build」ボタンをクリックし、ISOファイルを作成します。
2. UDF (Universal Disk Format)
UDFはクロスプラットフォーム対応のファイルシステムで、Windows、Mac、Linuxなどで読み取ることができます。大容量データの保存やマルチメディアデータに適しています。
・主な用途: 大容量データの保存、ビデオファイル
・互換性: 複数のオペレーティングシステムでサポート
設定方法(Windowsの場合)
1.書き込みたいデータを用意します。
2.書き込みソフト(例: Nero)を起動し、「Burn Data Disc」を選択します。
3.書き込みフォーマットとしてUDFを選択します。
4.書き込みたいデータを追加し、「Burn」ボタンをクリックします。
3. ISO9660
ISO9660は古くから使われているファイルシステムで、ほとんどのデバイスでサポートされています。ただし、ファイル名やフォルダー構造に制限があります。
・主な用途: ソフトウェアの配布、小容量データの保存
・互換性: ほとんどのデバイスでサポート
設定方法(Windowsの場合)
1.書き込みたいデータを用意します。
2.書き込みソフト(例: CD BurnerXP)を起動し、「Data Disc」を選択します。
3.書き込みフォーマットとしてISO9660を選択します。
4.書き込みたいデータを追加し、「Burn」ボタンをクリックします。
まとめ
CD にデータを保存する際のフォーマット選びは、使用するデバイスや目的によって異なります。ISOファイルは多用途に使え、UDFは大容量データ向け、ISO9660は互換性が高いという特徴があります。それぞれの設定方法を理解し、最適なフォーマットを選んで効果的にデータを保存しましょう。
阿久梨絵でした!