こんにちは、阿久梨絵です！
皆さんは、 ファイル 名に長い文章をコピペしてしまい、 ファイル 名が予想外に長くなった経験はありませんか？
特に改行が含まれている場合、その影響が気になるかもしれません。今回は、 ファイル 名の文字数制限について詳しく解説します。
ファイル名の文字数制限とは？
ファイル名の文字数制限は、使用するファイルシステムやオペレーティングシステム（OS）によって異なります。以下に、主なファイルシステムごとの制限を紹介します。
Windows のファイルシステム
NTFS (New Technology File System)
最大255文字: ファイル名そのものは最大255文字まで許容されます。これは多くのユーザーが使用している Windows のデフォルトファイルシステムです。
FAT32 (File Allocation Table)
最大255文字: 古いファイルシステムですが、依然として多くのUSBドライブなどで使用されています。
exFAT
最大255文字: 大容量のファイルにも対応しており、主に外部ストレージデバイスで使用されます。
macOSのファイルシステム
APFS (Apple File System)
最大255文字: macOS High Sierra以降で使用されている最新のファイルシステムです。
HFS+ (Hierarchical File System Plus)
最大255文字: 以前のmacOSバージョンで使用されていたファイルシステムです。
Linuxのファイルシステム
ext4
最大255文字: Linuxで広く使用されているファイルシステムで、高い性能と信頼性を提供します。
パスの制限
ファイル名だけでなく、ファイルパス全体にも制限があります。特に Windows では、パス全体の長さは最大260文字に制限されています。ただし、最新の Windows バージョンではこの制限を解除できる設定もあります。
改行が含まれたファイル名
改行がファイル名に含まれる場合、その部分は無視されるか、エラーとして認識されることがあります。これは、ファイルシステムが改行や特殊文字をファイル名に含めることを許容しないためです。
特殊文字の取り扱い
ファイル名には使用できない特殊文字もあります。以下はその一例です（ Windows の場合）：
\\ / : * ? ” < > |
これらの文字は、ファイル名に含めることができませんので注意が必要です。
まとめ
今回は、ファイル名の文字数制限について詳しく解説しました。ファイル名の長さや使用する文字に制限があることを理解し、適切にファイル名を設定することが重要です。これにより、予期しないエラーや問題を防ぐことができます。
次回のブログでも役立つ情報をお届けしますので、お楽しみに！
阿久梨絵でした！
