こんにちは、阿久梨絵です!
EXCEL 365を使用していると、時折新しい機能に遭遇することがありますよね。今回は、編集中に見慣れない「会話」機能が表示され、その有用性を調べてみました。この機能は特に、共同・チームでの作業に役立つものです。
会話機能とは?
定義と基本的な使い方
会話機能は、EXCELシート上で直接メッセージをやり取りできる機能です。これにより、共同作業時にコミュニケーションがスムーズになり、効率的に作業を進めることができます。
会話機能の使用例
1. 基本的な操作方法
EXCELシートを編集中に、以下の手順で会話機能を利用できます。
1.EXCEL編集中に、会話したいタイミングでCtrl+Alt+Mを押します。すると、「会話を始める」というメッセージが表示されます。
2.聞きたいことや伝えたい内容を入力し、「送信」します。
3.単独で使用している場合、メニューの「ファイル」ー「共有」を選択します。
4.既に共有設定がされている場合、5の操作はスキップして次のステップに進みます。
5.共有する人にリンクを送信します。リンクを受け取った人は、該当のURLからEXCELシートにアクセスします。
6.共同で使用する人は、受け取ったURLからOneDrive上のEXCELシートを開きます。
7.会話欄を開いて回答を送信します。これにより、リアルタイムでコミュニケーションを取りながら作業ができます。
8.問題が解決した際は、「解決」を押して案件をクローズします。
利用シーンと応用例
1. 共同作業時のコミュニケーション
この会話機能は、共同・チームで作業している場合に非常に有用です。以下のような場面で活用できます。
・プロジェクトの進捗確認
・データ入力の確認や修正依頼
・リアルタイムでの意見交換
2. OneDriveとの連携
会話機能は、OneDrive上のEXCELシートで使用することが前提です。これにより、複数人が同時にデータを編集しながらコミュニケーションを取ることができます。
メリットとデメリット
メリット
・リアルタイムコミュニケーション:Chat機能のようにリアルタイムでやり取りできるため、作業の効率が向上します。
・専用ツール不要:Chatツールを別途起動する必要がないため、手間が省けます。
デメリット
・履歴の管理:会話の履歴がEXCELシートに依存するため、後で参照するのがやや手間かもしれません。
まとめ
EXCEL 365の新機能「会話」を活用することで、共同作業時のコミュニケーションが非常にスムーズになります。OneDrive上のEXCELシートを使うことで、リアルタイムでのやり取りが可能となり、作業効率が大幅に向上します。ぜひ今回の説明を参考にして、EXCEL 365の新機能を最大限に活用してください。
阿久梨絵でした!
操作方法
EXCEL 365で、訳がわからない画面が登場。
EXCEL 365で、シートを編集中、Ctrl+Alt+Mを押します。(何気に押したときに、見慣れない画面が表示されました。)
実際押すと、「会話を始める」というメッセージ。
EXCEL 編集で「会話」というアクションが結びつかないので、何のことか調べてみました。
EXCEL 使用中、共同・チームで作業している場合に有益な操作と言えます。
EXCEL 365を使用した際の操作のため、それ以降のバージョンで使用できます。
会話の相手は、共同・チームの EXCEL シート参照できる人が対象です。
操作方法
1.EXCEL 編集中で、会話したいタイミングで、Ctrl+Alt+Mを押します。
2.聞きたいことを入力して、「送信」します。
3.単独で使用している場合、メニューで「ファイル」ー「共有」を押します。
既に共有で使用している場合、5の操作になります。
4.リンクの送信で、URLを共同で使用する人に何らかの手段で連絡します。
5.共同で使用する人の作業で、受け取ったURLで EXCEL シートを開きます。
シートは、One Drive上のシートになります。
https://1drv.ms/x/c/22204…
6.EXCEL 上の会話を開いて、回答を送信します。
7.解決した際は、「解決」を押して案件をCloseします。
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この操作は、EXCEL 365以前のバージョン、WPS SpreadSheetsで単独の機能では使用できませんが、One Drive上のEXCELシートを編集する場合、この機能が使用できます。
One Drive上のEXCELシートは、会話以外でもデータ編集が可能です。
Chatみたいな機能で、わざわざChatを起動する必要がないメリットがありますが、会話の履歴がEXCELシートに依存されてしまうため、再度参照で探すのが面倒かもしれません。