住所一覧表から EXCEL 関数(エクセル)で、住所を都道府県、市町村、町名、番地に分割する方法をまとめました。
サンプルでは、
住所(左) → 住所分割(右)のイメージで編集する方法です。
都道府県
=IF(MID(B6:B6,4,1)=”県”,LEFT(B6:B6,4),LEFT(B6:B6,3))
市町村=MID(B6,LEN(D6)+1,IFERROR(FIND(“市”,B6),IFERROR(FIND(“区”,B6),IFERROR(FIND(“町”,B6),IFERROR(FIND(“村”,B6),0))))-LEN(D6))
町名
=MID(B6,LEN(D6&E6)+1,MIN(FIND({0,1,2,3,4,5,6,7,8,9},ASC(B6)&1234567890))-LEN(D6&E6)-1)
番地
=MID(B6,LEN(D6&E6&F6)+1,LEN(B6))
注意点
※市区町村名に”市、区、町、村”が使用されているとき、正しい分割になりません。
※政令指定都市で、「〇〇県△△市■■区」の場合、町名に「■■区」が含まれます。
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2022.09.16追記
分割した都道府県、市町村、町名、番地を使用する際は、別なシートに「値」をコピーすることでの使用をお勧めします。
関数の引数
MID(文字列, 開始位置, 文字数) :「文字列」で開始位置から文字数だけ取り出す。
LEFT(文字列,文字数):「文字列」の左から文字数だけ取り出す。
LEN(文字列):「文字列」の桁数を返す。
EXCEL で、文字列を結合する方法
’&’でセルを繋げます。
=B5&C5&D5&E5
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2022.10.03追記 上記の方法以外で行いたい場合、、、テキストエディタを活用する方法でも対応できます。
関連記事:住所を都道府県、市町村に分割して EXCEL で管理したいとき(テキストエディタ)
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2022.09.16追記
関連記事:EXCEL関連記事まとめ
関連記事:EXCELで住所から郵便番号をセットしたいとき
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2023.07.09追記
住所の番地で、記入者(入力者)によって、揺らぎがあります。
例えば、「一丁目」「1丁目」「1-」など、人によってさまざまかもしれません。
この時、EXCELの置換命令で「1丁目」→「1-」などに統一する方法が必要となることもあります。
ただし、特定の地域では「丁目」が正式になっていることもあるので、注意が必要です。