Apple からRejectされないために知っておきたいXcode開発のコツ

最近、Xcode開発で Apple からRejectを受ける機会が増えた気がします。過去の記事(2015/1/27 1~6)に加えて再編集しました。

XcodeのArchiveでアプリ申請したあと、 Apple からレビュー指摘されたものになります。


1.ゲームで、初期設定の設定方法がわかりにくい。
STARTメニューから、「設定」操作を行わないと、「START」ボタンが機能しないようにして
いたら、障害障害扱いで、却下された。これも、バージョンアップ申請で、新規登録時は、問題なかったのに。。。

2.iPadの画面設計が良くない。
iPhone画面の焼き直しであるが、見栄えが悪いと却下される。iPhone画面を基本にしていたため、画面の半分ぐらいが、空欄となってしまっていたことが原因。
iAD広告の表示にボタンが重なる。
Iphone4用の3.5インチの場合、画面レイアウトが混み合っていて、ボタンの位置がiAD広告に重なったため、却下されました。

3.UI機能が古臭い。
レベルが低いアプリ(単純機能だけ)、ユーザ機能(最新UI機能がない)が無いものは、却下された。以前は、問題なかったが、今後は、同じUIでは、登録できないらしい。
アプリ内課金の”復元機能”がない。

4.アプリ内課金のアプリで、”購入ボタン”(課金機能)しか用意していないと、却下された。
一度、購入した人が、機種変更したとき、再度購入の処理を行わなければならないため、”復元ボタン”は、最近になって必須条件になっている。過去に作成したアプリでは、存在していない場合も、バージョンアップ時は、必須扱いとなる。

5.アプリ内課金アプリで、無償と有償の機能の相違点が、わかりにくい。
無償の場合、ボタンを無効にしていたが、これでは、わかりにくいとのことで、明確な表示が必要。
操作がわかりにくいと、保留。

6.申請画面のスクリーンショットが少ない場合と、説明がわかりにくい場合、動画を付けるように求められる。

7.カメラ機能アプリで、実機でスクリーンショットが取得できないと申請できません。通常、Xcodeのエミュレータ機能でスクリーンショットを取得しますが、エミュレータ機能ではiPhone/iPadのカメラ機能の動作確認ができないため画面取得ができません。そのため、 Apple で詳細画面が不足(動画を提示するようなメッセージ)のため、アプリ審査が通りません。かつては、メニュー画面だけの提示も出来ましたが、現時点受付してもらえずコンタクトセンターとの問い合わせでも、NGの扱いになります。

8.テスト(試作品)的な扱いのアプリは却下されます。iphoneのiOSがベータ版の場合、USBケーブル経由でアプリの実機テストしたいとき、対応バージョンでないエラーが出て移出できません。そのため、TestFlight経由で実機に移出(ダウンロード)を試みましたが、製品として完璧なものでない状態のアプリは受け付けてもらえません。

9.アプリのレビュー依頼機能が頻繁に表示されるアプリは、クドイため却下されます。1年以上この機能を組み込んでいましたが、最近になって申請が通らなくなりました。

10.Ad関連のSDKでクラッシュが多発するバージョンがあります。クラッシュ頻度が高い理由で審査が通らなくなりました。最新SDKの組み込みを実施して申請すればOKでした。

11.iphoneだけの機能で申請した際、iPadが動作しないとの理由で却下されました。あえてunivasal化していないアプリでしたが、両方で機能しないものはNGと言われてUnivasal対応が必須となったようです。

12.アプリで絵文字の使用は、NGになったようです。アプリ内(アイコン、スクリーンショット)に使用すると著作関連に抵触するらしく審査がとおりません。かつては問題なかったものですが、現時点NGです。

13.Xcodeのエミュレータ環境と Apple 審査環境が異なるため、こちらで問題ないアプリでもクラッシュが発生するとのことでエラーになるケースもあります。Xcodeのエミュレータ機能は、実機と異なる結果になることもあります。

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