久しぶりに iPhone アプリのユニバーサル対応を行いました。
今までは、 iPhone 画面をInterface Builderのソースを書き換えてiPad対応にしていましたが、該当する項目が無くなっていました。
かつての方法が使えないことが判明したので、作業手順をまとめます。
準備
・iPhone 画面用のmain.storyboard(Interface Builder)で動作確認(完了)できている。
動作環境
・XCode9.2(9C40b)の環境を使用しています。
操作方法
1.Finderで、main.storyboardを探します。
標準では、「作成したプロジェクトフォルダ」ー「作成したプロジェクト名フォルダ」ー「Base.Iproj」に作成されています。
2.main.storyboardをコピーして、「mainiPad.storyboard」に変名します。名前は、任意です。
3.「mainiPad.storyboard」を右クリックでテキストエデットで開きます。
4.「TargetRuntime」項目を以下のように変更します。
(変更前) targetRuntime=”iOS.CocoaTouch”
(変更後) targetRuntime=”iOS.CocoaTouch.iPad”
5.Xcodeで該当するプロジェクトを開きます。
6.ナビゲーターエリアに「mainiPad.storyboard」を追加します。
7.「mainiPad.storyboard」をInterface Builderで開きます。
8.画面下部の「Device」で「iPad」を選択します。
9.「Targets」で該当するターゲットを選択して画面上の「General」ー「Deployment Info」で、「universal」を選択します。