iOS のアプリを段階的公開を試した結果。

iOS のアプリを段階的公開にしたままにすると、7日目経過でe-mailが送られてきて段階的な公開の終了となります。

Androidとの違いは公開から7日間という期間指定があることで、7日以降は完全公開に自動的に移行される点があります。Androidでは、90%公開なら設定変更しない限りこの割合は変更されません。

 

ーーー送られてきたe-mailーーー
The phased release of your app update is now complete. Your app update is now fully available to all users through automatic updates.

ーーー日本語訳ーーー
アプリのアップデートの段階的なリリースが完了しました。 あなたのアプリのアップデートは、すべてのユーザーが自動更新で完全に利用できるようになりました。

 

今回、アプリのステータスバー削除という機能面では大きな影響が無いので、段階的な公開を試す目的で実施しました。

 

少人数の利用でアプリに問題ないことを確認しながら公開できる。というメリットもありますが、使用してみると「段階的な公開」を使用する目的が、よくわからない結論になりました。

・そもそも、問題(障害)があるアプリを提供する場合、Apple審査で却下になるのでは?

・フィードバックが世界標準時間で9時に締め切られて、15時ごろ反映あれるが問題のあった際のライムラグがありリアルタイムで対応ができない。

・「クラッシュ」したことは件数で把握できますが、どんな処理で問題になったのか不明。

・段階的な公開の公開数は、どんなロジックが使われているのか不明?公開の割合が大きく異なるので、少人数での公開になっていない感があります。

日数1日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目
標準1%2%5%10%20%50%100%
今回10.4%12.1%11.3%6.0%6.9%19.1%26.9%

※今回は、7日間の合計値をもとに算出しています。

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