WordPress のBackWPupでのデータ退避問題とその解決法

WordPress のBackWPupのデータ退避でトラブルが発生しました。
メールで通知されているものを確認すると

エラー: Zipアーカイブが返すステータス: Write error: Disk quota exceeded
[17-Jun-2017 03:22:53] エラー: ZIPアーカイブを正常に生成できません。

Disk quota exceededの原因は、ディスクの空き不足とのことで、契約サーバの容量オーバーのことと思われました。

契約状況でディスク容量を調べると、空きが不足(残り200MB)していることが判りました。

この根本原因を調べるとWordPress のBackWPupで、15世代で回している処理でしたが、削除処理が行われていないため1か月近くデータが残っていました。

WordPress のBackWPupの障害と思われることがあり様子を待ちたいところです。

さらに原因を調べると、6/1AMにBackWPup3.4.0は、アップデートしたメモがあり、このバージョンが起因と言えます。
作成されるZIPファイルのファイル名もなぜか「02」が付けられていてここから機能が変わったと思われます。

対処

1.契約サーバーの状況を確認。
空き領域の状況を確認しておきます。

2.FTPソフトでサーバー環境の/wp-content/uploads/backup-*****-backupsのフォルダの状態を確認してください。

3.大量にZIPが残っている場合、古いZIPファイルを削除してください。
削除の際は、最新退避ZIP容量より多めの空き領域を確保します。
削除前に、念のためダウンロード退避を取ることも検討してください。

4.契約サーバーの状況を状況を確認。空き領域が増えていることを確認。

5.手動退避(すぐに実行)を実施して動作確認します。
退避処理は、2~3分程度で完了しました。

暫定対処のためパッチ(修正対応)が提供されるまで、定期的に空き領域チェックが必要です!

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2017/06/29 10:30
BackWPup3.4.1のアップデートで、古い退避ファイルが削除されない件は解決しました。

古い退避ファイルが削除されない件以外にも、多くの障害対応が行われていました。

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